読書

Kindle Paperwhiteの使い心地。電子書籍のメリット・デメリットとは?

Kindle Paperwhiteの使い心地。電子書籍のメリット・デメリットとは?
いっしー

本が増えすぎて神原駿河の部屋みたいになりそう。

※アニメ「化物語」を知らない人は上記はスルーで

本好きの人が陥る、緊急部屋本まみれ宣言。

僕ももれなく部屋に警告がかかりました。

僕は本にかかる出費を厭わない主義です。

なのでどんどん本が積みあがっていきます。

そろそろどうにかしないと。

その時ふと頭に思い浮かびます。

Kindle買っちゃう?」

俺は絶対紙で読みたいんだ!と宣言していた手前、

チンケなプライドのために電子書籍リーダーに移行するのを渋りました。

しかし今は緊急事態宣言がかかっています。

僕は「Kindle Paperwhite」の購入に踏み切りました。

こんな方におすすめ

  • Kindleに興味がある方
  • Kindleの使い心地を知りたい方

購入して一か月ですが結論から言うと、

「本をたくさん読む人は買うべき」です。

ではその結論に至った、Kindleのメリット・デメリットについて書いていきます。

参考になれば幸いです。

まずKindleって何?

引用元:Amazon

Kindleとは、電子ペーパーのE Inkディスプレイを搭載した

電子書籍リーダーのことです。

(ここではアプリではなくデバイスのことを指しています。)

Kindleひとつあれば、

いつでもどこでも気軽に読書を楽しめます。

紙の本だっていつでもどこでも読めるじゃん!

と思う方もいらっしゃると思いますが、

やはり場所と状況は選ぶ必要がでてきます。

例えば、水に濡れる恐れがある場所や、暗い場所では

紙の本は読めませんよね。

それに、このKindleひとつ持ち歩いていることで、

膨大な量の本を携帯していることになるのです。

すなわち、無数の知識とたくさんのストーリーを場所を選ばず

吸収・体験できる素晴らしいアイテムなんです。

でもデメリットもある

しかし僕が使ってみて、記になった点はいくつかありました。

それを挙げると、

  • ページを戻る操作が面倒
  • 次のページに行こうとしたら、前のページに行ってしまうことがある

僕が感じた不満点は上記2つです。

例えばビジネス書を読んでいて、

「○章でも書きましたが・・・」

と書いてある時にページを戻ろうとすると、

紙媒体と違い、直感的に見たいページに戻ることができません。

画面をタップ → ツールバー → 移動 → ページを選ぶ

といった動作が必要となります。

購入する前からわかっていたことですが、

やはり使ってみたら気になってしまったな、というところですね。

あとは、ページめくりで意図した動作と違う動きをしてしまうこと。

簡単に言うと、動作ミスが出やすいということです。

ページをめくる速度も、スマホやタブレットと比べると遅いですので、

サクサク読みたい人には、不向きかもしれません。

じゃあメリットは?

デメリットを書きましたが、もちろんメリットもあります。

本好きの人なら、読書効率を加速させる素晴らしいメリットだと僕は感じています。

画面が見やすい

僕が感じる一番の利点としては、

非常に画面が見やすいことです。

ディスプレイにE Ink技術を搭載しており目に優しく、

長時間の読書でも、目への負担が少ないです。

E Inkとは?

電気泳動式電子インク(Electrophoretic Ink)技術は、一般的に電子インク(Electronic Ink)と呼ばれています。プラスチックフィルム上に電子インクを塗布し、さらに薄膜トランジスタ(TFT)回路を貼りつけ、駆動ICで制御してピクセル図形を形成することで、電子ペーパーディスプレイ(Electronic Paper Displays, EPD)ができ上がります。

引用元:E Ink

ちなみに、E Inkは社名のようですね。

話は戻りますが、

僕は会社の休憩中に屋外でタバコを吸いながらKindleで読書をします。

紙媒体で読むときは日差しがあっても問題なかったのですが、

ディスプレイ越しだと日差しで見づらくなるんじゃないかと心配していましたが、

全く問題ありませんでした。

日差しが当たろうと画面に反射はなく屋内での視覚と同じように読書をすることができます。

散歩がてら公園で読書を楽しむといった、

優雅な休日のひとときにもKindleが活躍しますよ。

防水機能でお風呂読書

引用元:Amazon

僕は「Kindle Paperwhite」を購入した理由は、この防水機能がついているからです。

初めは、一番安い「Kindle」の購入を考えていたのですが、

防水機能がついていないとのこと。

実際に、入浴中に「Kindle Paperwhite」で読書をしてみたのですが、

全く問題なく使えますね。

紙媒体と違い、水滴なんて屁でもないので

めちゃくちゃ読書に集中できます。

たまに水滴に反応して、勝手にページが変わっていることもあるのですがそれはご愛嬌ということで。笑

ちょっと怖かったのですが、防水機能のチェックとして湯船に浸からせてみたところ

こちらも問題ありませんでした。よかったあ。

ちなみに防水等級はIPX8で、最大保護等級です。

真水・水深2mで60分間耐えられるそう。

なお、防水等級に関してはこちらを参考にしてみてください。

割と知らない人も多いと思うのでこの機会に

防水・防塵の等級の見方を覚えてしまうのもいいですよ。

注意ポイント

水中に落とした場合、完全に乾ききってから充電を行ってください!

持ち運びがラク

引用元:Amazon

以前僕は、会社に本を持っていってました。

いつも小説と教養の本を2冊持っていたのですが、

やっぱり荷物がかさばるし、カバーの端がボロボロになってしまったりします。

でもKindleを使い始めてからはちょっとしたストレスから開放されて、

自由にその時の気分で本を選べるようになりました。

読みたい時に、読みたい本を読む。

読書好きからしたら、最高に贅沢なことですね。

バッテリーめっちゃ長持ち

「E-Inkディスプレイ」は、ページをめくるときだけ電力を消費するので

バッテリーの持ちが非常にいいです。

僕は週末に一度だけ充電していますが、それでも40%くらいはいつも残っています。

ちなみに使用頻度は1日に約2~3時間です。

使用頻度によってはほとんど充電をしなくていいので、

Kindleは会社で使い、家では紙の本を読むなんて使い方も良いかもしれませんね。

本が安く買える

Kindleでは、本の日替わりセール月替りセールが行われています。

セールで読みたい本が見つかれば、お得に本が買えちゃいますね。

ちなみに僕はKindle Unlimitedに加入しているので、月額980円で約200万冊の本が読み放題です。

小説・ビジネス書・教養本・実用書から漫画まで揃っていますので、読みたいものがたくさんあるのに時間が全く足りないという嬉しい悲鳴があがります。笑

このように、低コストでたくさんの本を読めるのもKindleの魅力の1つとも言えますね。

便利機能も搭載

辞書機能やハイライト、メモの機能もついています。

文字の大きさの変更もできるので、

自分だけのKindleとしてカスタマイズできます。

でもぶっちゃけ、僕は上記の機能は使っていません。

メモはスマホにしたほうがいつでも見返せるし、

ハイライトの共有とかもしません。

辞書もスマホのほうが操作は早いので、

Kindleは完全に読む機能だけ使ったほうが良いと思いました。

読む専用のものと考えたほうが、操作のストレスを感じずにすんで

よりKindleに愛着が持てる気がします。

買うなら「Kindle Paperwhite」一択!

僕が購入したのは「Kindle Paperwhite」です。

初めは下位機種である「Kindle」の購入を考えていたのですが、

あろうことか防水機能がついていなかったのです。

それでは贅沢快適なお風呂タイムが味わえないということで、

「Kindle Paperwhite」の購入に至りました。

逆に言うと大きな違いはそれくらいしかなく、

ちょっと本を読むのに使いたいくらいの人だったら普通の「Kindle」で十分だと感じました。

Kindle Oasisはどう?

モノクロの電子書籍リーダーに30000円は高いでしょ!笑

というのが僕の感想です。

「Kindle Oasis」にはページめくりボタンというアナログな操作ができる機能がついています。

僕にはこれが魅力的に映り、初Kindleで上位機種いってみようとも思ったんですが、

さすがに高すぎるということで断念しました。

僕的には防水機能さえついていればあとは誤差かなと言う感じだったので、

一番コスパのいい「Kindle Paperwhite」を選んだワケです。

どれを選べばいいかわからない!という人は、

下図を参考に、自分にあったKindleを選んでみてください。

使用感が大きく変わると思うのはこの辺だと思うので参考にどうぞ。

  Kindle Kindle paperwhite kindle Oasis
ディスプレイ 6インチ 6インチ 7インチ
容量 8GB 8/32GB 8/32GB
解像度 167ppi 300ppi 300ppi
フロントライト LED4個 LED5個 LED25個
防水 -
明るさ自動調整 - -
ページめくりボタン - -
接続 wifiのみ wifi / wifi+4G(ブラックのみ) wifi / wifi+4G

まとめ

僕はKindleを買うまでは圧倒的に紙媒体派でしたが、

いざKindleを使ったら使用感に感動しました。

片手で読めるのも大きなメリットだし、暗い部屋でもお風呂でも読書を楽しめるというのは、自分の中では革新的でしたね。

読書効率も圧倒的に上がるので、インプットの大きな助けになります。

使いづらい部分もありますが、それを凌駕するKindleのメリット。

あなたもそのメリットを享受し、果てのない知識の海にダイブしちゃいましょう。

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